2013年05月30日

真っ赤なピンヒールの女

いつもの山手線内なので、相変わらず代わり映えしないなーと思って、ちょっと振り返ったら、なんと私の視線の中に真っ赤なピンヒールが飛び込んで来た。
それもきれいな曲線がかかとからピンヒールの先端までのカーブを描いていた。
どう見ても渋谷のセンター街あたりで売っている安物とはまるで別次元の高級品のようだった。
そして小さな柄の入ったライトブラウン系のパンストから目をゆっくり上の太腿の方に移していくと、膝上20cmくらいのところから黒のちょっと変わったデザインのミニスカートが見えて、その上にはゴールド系ベージュカラーのジャケットを着た鼻筋の通ったかなりのきれい系の顔が有った。
ミニスカート、ジャケットどれも見た事の無いデザインなので、多分あつらえたのか、かなり手のこんだブランド品と見た。
ごく自然なパール系透明なマニキュアをした、それもかなり細くて長い指で、真っ赤なスマホをいじくっていた。
品川駅で彼女の前の席が空いて、彼女は座ったので、よく彼女の顔が見れたのだが、年の頃30代半ばか、それより少し若いかといったところだったが、それにしても美人だったなー。
やっぱり一番目にとまったのは、超高価そうな真っ赤なピンヒールが印象的で、私は田町駅で電車を降りた後もしばらく頭の中はピンヒール妄想が渦巻いていました。

Photo    七瀬奈美(月刊隆行通信Vol.1)

EPSON245EPSON247EPSON251 

ryuco_nakamura at 00:09│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔