2011年03月25日

節電スーパー

地震発生以来、なるべく無駄なものは買わないようにしていたのだが、さすがに食料が底をつき渋谷のスーパーに行った。
外の看板等の照明が消されていたので近くに行くまで営業しているのかどうかさえわからないような状態だった。
店内に入るといつもと感じが一変していて、まるでこれが東京のスーパーかと思う程の変わりようだった。
照明が最低限しかついていないため、商品の派手さや色彩等がけされてしまっていて、そのうえ商品の品数が極端に少ないため、店内がとても寂れて見えた。
これはどこかで見たような光景だなーと、そう、今から16〜7年前に行ったモスクワのスーパーや商店の光景とそっくりだった。 
商品棚はガラガラで、照明は申し訳程度にしかついていなかったあの寒々とした光景がこの今の東京に再現されていたのだ。
酒コーナーに行ってみたら、なんといつもは商品でびっしり埋まっている棚に8割がた商品は無かった、むろん私のお気に入りも1本も無かった。
次に行ったのは卵のコーナー、しかしここにも1ケースも無かった 。
この地震以来卵はまだまったく手に入らないのだ。
苦労していたミルクはどうにか買う事が出来た。
豊かな消費生活に慣れてしまっていた我が身には少々こたえているが、そんなにどうってこと無いように思うし、これで電力の消費を抑えられるんだったら良い事に違いないのだ。
今までの消費生活が異常だったのかもしれない。

Photo  南  杏華

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ryuco_nakamura at 01:36│Comments(0)TrackBack(0)

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